危険物試験【法令】屋外貯蔵所と屋外タンク貯蔵所|ちょっち近寄りたくない件。
屋外貯蔵所の位置、構造、設備の基準
屋外貯蔵所

屋外貯蔵所ってのは青空置場なのでざっくりこんなイメージです。
屋外に置くので水と反応するもの、自然発火するもの、引火点の低いものなど危険の大きい物品は置いてはいけない事になってます。
置けるのは次の表で。
| 第2類危険物 | ・硫黄または硫黄のみを含有する硫黄類 ・引火点0度以上の引火性固体 |
| 第4類危険物 | ・引火点0℃以上の第1石油類 ・アルコール類 ・第2石油類 ・第3石油類 ・第4石油類 ・動植物油類 |
ここの種類を問う問題では、硫黄(2類)と黄りん(3類)との黄色攻撃があります。
私が甲種を受けたとき、意識的に黄りんをキリンと読んで差別化していました。
とりあえず乙4であれば、硫黄と引火点0℃以上の引火性固体は字面で覚えましょう。
4類はぶっちゃけ特殊引火物と引火点0℃未満の第1石油類、以外が置けるわけです。
次のうち屋外貯蔵所に置ける物品はどれか?という問いが来ます。ガソリンとかは肌感でわかるかと思いますが絶妙なトコ突いてきたりします。
第1石油類でもトルエン(4℃)とピリジン(20℃)は置けます!
このネタは1点を左右する可能性がありますので是非頭の片隅にでも。
構造と設備の基準
| 保安距離、保有空地 | ・共に必要 |
| 設置場所 | ・湿潤でない、排水の良い場所 |
| 柵 | ・危険物を貯蔵または取り扱う場所の周囲には、柵等を設けて明確に区画する |
| 架台 | ・不燃材料でつくり、堅固な地盤面に固定する ・架台および付属設備の重量、貯蔵する危険物の重量、風や地震の影響等に対して安全なもの ・高さは6m未満 ・危険物を収納した容器が簡単に落下しないようにする |
| 避雷設備 | 不要 |
| その他 | ・見やすい箇所に屋外貯蔵所であること表示した標識および防火に関し必要な事項を掲示した掲示板を設ける |
まぁ外に置くんだからジメジメはダメよね。
柵で囲わないと子供が遊んじゃうよね、私でも入ります。
屋内貯蔵所の方で触れなかったですが、架台の高さですけど、総務省令見ると6メートルとするって書いてあるんですが、私は未満で覚えていってなんの影響もなかったのでここはどうでもいいのかも?
架台に乗せた危険物の高さも6メートルらしいです。額面通り受け取るなら6m以下ってことになりましゅ。未満と以下だと全く違うのでハッキリしてほしいですわ。
ちなみに平場で重ねて積んでいい高さは3mらしいです。
あ、たまに屋外貯蔵所で屋根とか天井について聞くヤネハラが発生します。屋外ですので。
屋外タンク貯蔵所の位置、構造、設備の基準
屋外タンク貯蔵所

イメージはこんな感じ。
構造と設備の基準
| 保安距離、保有空地 | ・共に必要 |
| 敷地内距離 | ・引火点を有する危険物を貯蔵または取り扱う場合必要 |
| 構造 | ・タンクは厚さ3.2㎜以上の鋼板でつくる ・地震および風圧に耐えることが出来る構造とし、その支柱は鉄筋コンクリート造り、鉄筋コンクリート造りと同等以上の耐火性能を有すること ・危険物の爆発等によりタンク内の圧力が異常に上昇した場合に、内部のガスまたは蒸気を上部に放出することが出来る構造とすること ・タンクの外面には錆び止めの塗装をすること ・底板を地盤面に接して設けるものについては、底板の外面の腐食を防止するための措置を講じること |
| 設備 | ・圧力タンクにはを安全装置を設ける ・圧力タンク以外のタンクには、無弁または大気弁付きの通気管を設ける ・弁は鋳鋼またはこれと同等以上の機械的性質を有する材料でつくり、かつ危険物が漏れないものとする |
| 液体危険物の場合の設備 | ・危険物の量を自動的に表示する装置を設ける ・注入口は注入ホースまたは注入管と結合出来、かつ危険物が漏れないものとする ・注入口には弁またはふたを設ける ・ガソリンやベンゼンなど静電気による災害のおそれがある液体危険物の注入口付近には、静電気を有効に除去する接地電極を設ける |
| 避雷設備 | 指定数量の倍数が10以上の施設に設ける |
確かタンクの厚さは出ました。他はあんまし?
避雷設備については避雷設備全般で1問作られる場合があるくらいですね。
外タンで一番問われるのは次の防油堤です。
防油堤について
防油堤ってのは、液体危険物(二硫化炭素除く)が流出しないように防止する囲いの事です。
・引火点を有する液体危険物の貯蔵タンクの場合、防油堤の容量はタンク容量の110%以上とする。
これはタンク容量10000Lの場合10000x1.1で11000Lって事です。
もともとタンクは満タンにしないので(90%くらい?)+火事ったときの消火剤の量足しても溢れないようにって話ですね。
・同じ防油堤内に2基以上のタンクがある場合は、いちばんでっかいヤツの110%以上
5000と6000あったとしたら6000の110%、6600となります。足すんじゃないですよ。
両方漏れたらはみ出るじゃん、いえいえ防油堤も2基分の面積ありますんで黙ってても200%以上あるでしょう、そんなビッタビタにゴン攻めしないので。しらんけど。
・防油堤の高さは0.5m以上とする
50センチです、500ミリです、0.5メートルです。意外と出ます。0.3mとか1mとか聞いてきます。
・防油堤には内部に溜まった水を排出するための水抜口と、それに開閉弁を設ける
屋外なので雨降りますしね、それを抜くって事なんですが、「開閉弁は常に開けておく」なんてサービス選択肢出てきますのでバツです。危険物流出しないようにしてるのに開けとくワケがない。
・高さ1mを超える防油堤には、おおむね30mごとに出入りできる階段を設置するか、または土砂の盛上げ等を行う
乙4で出るかわかりませんが念のため。
あとは防油堤を貫通させて配管してはいけません。
あ、忘れてましたが屋外タンクに容量の制限はありません(遅)
お疲れ様です。

